21 12月 2024

驚異的な展開!「プール3」でケンタッキーダービーの長期前売りがスタート、日本馬2頭が注目を浴びる

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異例の事態が発生し、ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、5月4日=チャーチルダウンズ)の長期前売り「プール3」で日本馬2頭の名前が早くも登場しています。

19日から21日までの3日間にわたって行われた「プール3」では、主催者が厳選した39頭の有力馬と「それ以外の3歳馬」の40頭が選択肢として挙げられ、この中から日本馬2頭が躍り出ました。先に開催された「プール2」では、アマンテビアンコ(牡、宮田)とフォーエバーヤング(牡、矢作)の名前が初めて登場しました。

各馬(選択肢)には主催者によってオッズ(モーニングライン)が設定されており、1番人気は「それ以外の3歳馬」で2・4倍。個別の馬ではBCジュベナイルを制したフィアースネスが9倍で実質的な1番人気です。日本馬2頭のオッズはアマンテビアンコが61倍、フォーエバーヤングが31倍となっています。これらの2頭はカトレアSや全日本2歳優駿で「ジャパン・ロード・トゥ・ケンタッキーダービー」のポイントを獲得し、次なるレースに向けて進んでいます。アマンテビアンコは雲取賞、フォーエバーヤングはサウジダービーが予定されています。

「ジャパン・ロード・トゥ・ケンタッキーダービー」は2016年秋に始まりましたが、「プール3」の段階で日本馬の名前が挙がるのは異例の出来事です。過去2年間では、クラウンプライド、デルマソトガケ、マンダリンヒーローがケンタッキーダービーに出走し、昨年のBCクラシックでデルマソトガケとウシュバテソーロが好走するなど、日本調教馬のケンタッキーダービー制覇の可能性が高まっています。この事実が、「プール3」で日本馬がフューチャーウェイジャー入りを果たす原動力となったと考えられています。