23 9月 2025

フェデックス・セントジュード選手権:プレーオフ初戦のパワーランキングと注目選手たち

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プレーオフが開幕、70名による頂上決戦

フェデックスカップ・プレーオフの開幕を告げる「フェデックス・セントジュード選手権」が、テネシー州メンフィスのTPCサウスウィンドで開催される。今年のフェデックスカップ王者を決める戦いは、レギュラーシーズン36大会の全日程を終えた今、選ばれし70名の選手たちによって繰り広げられる。

フェデックスカップは年々進化を続けており、今年で19回目を迎える。これまでのチャンピオンたちが証明してきた通り、栄冠を手にするにはまずプレーオフへの進出が絶対条件だ。

注目選手トップ5

5位:ラッセル・ヘンリー(米国)
今季9度のトップ10入りは、スコッティ・シェフラー(13回)に次ぐ記録。直近2か月で4大会連続トップ10入りという好調ぶりを見せている。TPCサウスウィンドでは2023年に単独6位の実績があり、パー3スコアリングではツアー1位の精度を誇る。

4位:ザンダー・シャウフェレ(米国)
2017-18年の2年目シーズン以来、初めてツアー選手権進出に黄色信号が灯るも、英国での連戦(T8・T7)以降は休養を取り調整中。昨年の大会では2位タイと好成績を収めている。

3位:ハリス・イングリッシュ(米国)
2013年にTPCサウスウィンドで初優勝を果たし、以来PGAツアーで5勝。5月以降は絶好調で、全米プロと全英オープンでともに準優勝。大会との相性も良好で、再び優勝争いに加わる可能性が高い。

2位:マット・フィッツパトリック(英国)
シーズン前半は目立った成績を残せなかったが、「ロケット・クラシック」以降、T8-T4-T4-T8と復調傾向。22ラウンド連続でパー以下のスコアを記録中。TPCサウスウィンドでは過去にトップ6入りを3度経験している。

1位:スコッティ・シェフラー(米国)
世界ランキング1位の実力者が、史上初のフェデックスカップ連覇を目指す。全英オープンでの優勝を含め、直近11大会連続でトップ10入り。昨年の本大会では4位でフィニッシュしており、盤石の態勢で挑む。

ランキングとボーダーラインの攻防

今大会終了時点でフェデックスカップポイント上位50名が、次戦「BMW選手権」へと駒を進める。カットラインが設けられていないプレーオフでは、全ラウンドで安定したスコアが求められ、1日単位での爆発力も重要となる。

各選手にとって目指すスコアや順位は異なり、初日の出遅れが致命的となる可能性もある。この終盤3大会は、まさに“全速力のラストスパート”だ。

注目の予想と波乱の展開

スポーツベッティングサイト「SportsLine」が開発した独自の統計モデルは、2020年のツアー再開以降、8,500ドル以上のリターンを記録。2025年マスターズや今季の全米プロ・全英オープンも的中させ、驚異的な精度を見せている。

このモデルが10,000回のシミュレーションを実施したところ、意外な結果が導き出された。

波乱の予測:コリン・モリカワがトップ10圏外?

2度のメジャー制覇を誇るコリン・モリカワだが、今大会ではトップ10入りを逃すとの予想が出ている。2020年・2021年のメジャー制覇以降、2023年のZOZO選手権を除けば勝利はなく、今季はすでに3度の予選落ちを経験。

また、直近ではジェネシス・スコティッシュオープンと全英オープンで連続して予選敗退。現在、パッティングとスクランブリングのスタッツではツアー下位に沈んでおり、苦戦が予想される。

今後の展開とベッティング情報

最新のFanDuelプロモコードやFanatics Sportsbookの特典を活用すれば、ボーナスベットや割引付きNFLサンデーチケットなどの特典も得られる。これを機に、SportsLineの予想を参考にしてベットを行うのも一手だ。

2025年のフェデックス・セントジュード選手権は、タイトルレースの行方を大きく左右する一戦となるだろう。誰が流れを掴み、次戦へ進むのか。注目の一週間が始まった。