21 11月 2024

ダルビッシュ有、圧巻の投球で大谷翔平を封じ、勝利を収める

パドレスのエース、ダルビッシュ有投手(38)が、ドジャース戦で見事なピッチングを披露し、チームを勝利に導いた。日本時間7日に行われたナ・リーグ地区シリーズ第2戦で、ダルビッシュは7回を投げて3安打1失点という安定した成績を残した。

試合はドジャースのホーム、ドジャースタジアムで行われ、ダルビッシュは相手のスター選手、大谷翔平投手(30)を3打席無安打に封じ込めた。大谷を空振り三振、一塁ゴロ、投手ゴロに抑え、終始圧倒的な投球を見せた。

特に、2回の無死満塁の危機を1失点に抑え、その後も7回まで三塁を踏ませないピッチングを続けた。7回の登板前には、ドジャースのファンからボールや缶がグラウンドに投げ込まれるハプニングがあり、約10分間試合が中断したものの、ダルビッシュは冷静さを保ち、再開後も安定した投球を続けた。

次戦への準備と自信

パドレスは次の試合を8日(日本時間9日)に本拠地ペトコ・パークで迎え、ドジャースとの2連戦に挑むことになる。ダルビッシュは次回の登板に向けて体調を整え、チームの勝利に貢献することを目指している。

試合後のインタビュー

試合後、ダルビッシュはテレビインタビューで以下のように語った。

2戦目の勝利についての感想は?

「初戦を落としてしまったので、この2戦目を取れて本当に嬉しいです。これでホームに戻れるので、良い流れだと思います。」

ピッチングを振り返って

「いろんな球を使いながら、なるべく早く打たせるように工夫しました。それが良い結果につながって良かったです。」

大谷翔平を3打席無安打に抑えたことについて

「大谷選手は非常に頭の良い選手なので、自分も一球一球しっかり考えながら投げました。反応を見ながら様々な球種を使いました。」

ベッツの大飛球をプロファーがキャッチした場面について

「自分もホームランだと思っていましたが、キャッチしてくれて本当に助かりました。同点になるかと思っていたので、あのアウトは非常に大きかったです。」

ドジャースとの戦いについての意識

「勝ち負けをあまり意識せずに、一球一球に集中して戦っていきたいです。チーム全員で頑張って、次も良い試合をしたいと思います。」

次回登板に向けて

「いつ投げるかはまだわかりませんが、体調をしっかり整えて、また良い投球ができるよう準備したいです。」

ダルビッシュの冷静な対応と計算された投球は、パドレスの今後の試合でも大きな力となるだろう。次の登板でも、彼のパフォーマンスに期待が集まっている