コロンビアのゴルフ名所とウィンブルドンのスターたち:スポーツ界の注目ポイント

自然と調和するゴルフ天国、コロンビア
南米において、コロンビアはゴルフの理想的な目的地として注目を集めている。その理由のひとつは、美しい自然に囲まれた質の高いゴルフ場の存在だ。プロコロンビアによると、国内には約50のゴルフ場があり、数と質の両面で南米第3位の地位を誇る。標高もさまざまで、海抜ゼロメートルのコースから標高3,000メートルのコースまで揃っており、距離は平均して6,000~7,700ヤードに設定されている。
最も評価の高いゴルフ場トップ5
国内で最も高い評価を受けているのは、カジカ(クンディナマルカ県)に位置するクラブ・エル・リンコン。1958年に創設されたこのクラブは、18ホールの本格的なコースに加え、9ホールのジュニア向けゴルフコース、テニスコート、レストランなどの設備を備え、訪問者から10点中8.4点の高評価を得ている。
次点はクラブ・カンペストレ・ロス・アンデス。コーカ県サンタンデル・デ・キリチャオにあるこのクラブは、8.3点の評価を獲得。快適な宿泊施設(バルコニー付き、エアコン完備、素晴らしい眺望)に加え、18ホールの高級ゴルフコースを備えており、会員だけでなく事前承認を得た訪問者も利用可能だ。
第3位にランクインしたのは、ドリームズ・カリバナ・カルタヘナ・ゴルフ&スパ・リゾート。2012年に開業し、世界的に著名なニクラウス・デザインによって設計された。マングローブに囲まれた9ホールと海に面した9ホールが特徴で、ユニークな体験を提供している。
第4位はメデジンにあるエル・ロデオ・ゴルフクラブ。この伝統ある社交・スポーツクラブは、ゴルフだけでなく多彩なスポーツ施設、イベントスペース、レストランなどが揃い、総合的な魅力で評価8.0を獲得している。
ウィンブルドン開幕直前:ジョコビッチとアルカラスが芝を踏む
同じく注目を集めるのはテニス界。ロンドンではウィンブルドン選手権の開幕を目前に、ノバク・ジョコビッチとカルロス・アルカラスがセンターコートでトレーニングを実施した。今年の木曜日、両者は「オール・イングランド・クラブ」のメインコートで1時間の練習を行った。これは、芝の保護を目的とした大会規定で認められている最大時間である。
両者がコートを共にするのはこれが7回目であり、和やかな雰囲気の中、互いに尊重し合う関係性がうかがえた。現在、グランドスラムでの獲得タイトル数はジョコビッチが24勝(うちウィンブルドン7勝)、アルカラスが5勝(うちウィンブルドン2勝)となっており、計29タイトルを誇る。
注目のドロー発表と対戦の可能性
金曜日には本大会のドロー(組み合わせ抽選)が行われる予定で、両者の対戦可能性にも関心が高まっている。アルカラスは世界ランキング2位、ジョコビッチは6位のため、準々決勝での対決が想定される。
歴史に則るドレスコードの遵守
この日、両選手は大会の伝統に従い、全身白のウェアで登場した。これはオール・イングランド・クラブの厳格な規定であり、選手本人だけでなく、帯同するチームスタッフにも適用される。練習場所が隣接する「アオランギ・パーク」ではなく、由緒あるセンターコートであることが、その違いを明確にする。