阪神競馬場 芝2000mの特徴 – 大阪杯や鳴尾記念で狙うべき馬の探し方

阪神競馬場の芝2000mの特徴を、統計情報を基に見ていきたいと思います。

大阪杯、鳴尾記念、チャレンジカップ、マーメイドステークスといった重賞が行われるこのレースの特徴についてチェックしていきましょう。

阪神競馬場・芝2000mの馬番別実績

まず、本コースにおける枠順の有利・不利を確認してみたいと思います。

なお、馬番別実績は各馬番毎の勝率・連対率・3着内率に加えて、3着内率については期待値と実績の差分である「偏差」も掲載しています。そして、枠順の有利・不利はこの「偏差」がプラスかマイナスかで評価することになります。

なぜなら、単純に集計すると外枠の勝率・連対率・3着内率は内枠と比較して必ず成績が悪くなるためです。詳しくは こちら をご覧ください。

阪神競馬場の芝2000mの馬番別実績は下表の通りです。(集計対象は2007~2020年です。)

馬番勝率
[%]
連対率
[%]
3着内率
[%]
出走頭数偏差
[%]
018.816.725.9491-0.2
028.316.625.3494-0.8
039.319.329.74923.6
048.518.226.74950.5
056.516.524.8492-1.3
069.717.025.7487-0.1
0710.720.231.14855.4
089.717.524.6475-0.6
098.215.221.8440-2.5
105.813.320.8399-2.5
116.912.919.8348-2.5
126.913.719.9277-1.2
136.212.920.0225-0.1
145.711.919.2193-0.4
155.112.217.3156-1.8
1610.719.024.01215.1

3着内率で見ると、好成績なのは3番枠、7番枠、16番枠になります。7番枠と16番枠は勝率と連帯率もいいですね。ちなみに、このコースで行われる鳴尾記念とチャレンジカップは、両レースとも2019年・2020年に連続して7番枠の馬が連対していたりします。

逆に成績が悪いのは9番枠、10番枠、11番枠の並び。まぁ12番枠~15番枠も冴えない成績ですから、基本的に9番枠以降は16番枠を除いて少々割り引きが必要だと言えるでしょう。(16番枠もサンプル数が少ないので、過信は禁物かもしれません。)

阪神競馬場・芝2000mと相性の良いレースコース

続いて、本コースと相性の良いレースコースを見ていきたいと思います。

相性の良さとは具体的にどういうことなのかですが、ここではどのようなレースコースで好走した馬が、阪神競馬場の芝2000mでも好走する確率が高いのか、という観点で情報を見ていきたいと思います。

具体的には、過去3走以内に○○というレースコースで5着以内に入った馬が阪神競馬場の芝2000mで走った場合の勝率・連対率・3着内率を見ていきたいと思います。

それでは、阪神競馬場の芝2000mと相性の良いレースコースを見ていきましょう。(集計対象は2007~2020年です。)


◎◎◎阪神芝2000と相性の良いレースコース◎◎◎
条件勝率連対率3着内率頭数
3走前までに
阪神芝1800外
で5着以内に入った馬の成績
16.0%27.0%37.2%444
3走前までに
京都芝1800外
で5着以内に入った馬の成績
15.8%27.5%40.0%520
3走前までに
京都芝2000
で5着以内に入った馬の成績
14.1%28.4%40.9%736
3走前までに
京都芝2200外
で5着以内に入った馬の成績
14.1%27.1%41.7%192
3走前までに
阪神芝2200
で5着以内に入った馬の成績
13.5%29.4%44.4%126
3走前までに
阪神芝1600外
で5着以内に入った馬の成績
12.1%29.8%38.3%141
3走前までに
東京芝2000
で5着以内に入った馬の成績
12.0%25.1%39.4%175
3走前までに
阪神芝2000
で5着以内に入った馬の成績
11.8%24.6%35.7%516
3走前までに
阪神芝2400外
で5着以内に入った馬の成績
11.4%26.8%42.3%123

けっこうたくさん相性の良いレースコースがあるようです。その中でも、サンプル数が多く信頼できそうなのは、阪神競馬場の芝1800m、京都競馬場の芝1800mと芝2000mになります。特に京都競馬場の2つのコースは3着内率が4割を超えており、かなりの好成績だと言えます。

その他、よく見ると同じ阪神競馬場の芝コースは、2000mも含めてほとんどが好相性と言えます。阪神巧者が活躍しやすい舞台なのかもしれません。


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阪神競馬場・芝2000mと相性の悪いレースコース

さらに、本コースと相性の悪いレースコースを見ていきたいと思います。

先程と真逆で、ここではどのようなレースコースで好走した馬が阪神競馬場の芝2000mだと好走する確率が低いのか、言い換えると、好走歴があてにならないレースコースはどれか、という観点で情報を見ていきたいと思います。

阪神競馬場の芝2000mと相性の悪いレースコースは以下の通りです。(集計対象は2007~2020年です。)

×××阪神芝2000と相性の悪いレースコース×××
条件勝率連対率3着内率頭数
3走前までに
小倉芝1800
で5着以内に入った馬の成績
7.2%17.7%25.2%305
3走前までに
京都芝1600
で5着以内に入った馬の成績
9.0%17.5%27.7%166

相性が悪いのは2つだけでした。と言っても、極端に悪いわけではないですが。

敢えてコメントするとすれば、小倉競馬場の芝1800mでしょうか。このコースで行われる小倉大賞典の勝ち馬は2017年~2020年まで4年連続で大阪杯に参戦していますが、1回も馬券に絡んでいません。(まぁこれは相性というよりもレースレベルの違いが大きいでしょうが。)

阪神競馬場・芝2000mの位置取り別実績

最後に、位置取りの有利・不利についても見ていきたいと思います。

本ブログでは、位置取り別の成績として残り600m地点での先頭との差毎の勝率・連対率・3着内率を掲載します。(集計対象は2006~2020年です。ただし、新馬・未勝利戦は除いています。)

阪神競馬場の芝2000mの位置取り別実績は下表の通りです。

残り600m地点での先頭との差勝率
[%]
連対率
[%]
3着内率
[%]
頭数
タイム差無し19.032.942.7368
半馬身〜2馬身9.920.030.6828
2馬身超〜4馬身8.518.227.01192
4馬身超〜6馬身5.911.217.6632
6馬身超〜8馬身3.87.316.2315
8馬身超〜10馬身4.210.612.7142
10馬身超1.96.514.2155

さすがは直線が短い内回りコース。勝率、連帯率、3着内率のいずれも、残り600m時点で先頭ないしそこから半馬身未満の位置にいる馬が圧倒的な成績を残しています。逆に残り600m地点で6馬身を超えて離されると、勝つのは難しくなってくるようです。

一方で、3着内率を見るとどの位置取りの馬でも二桁はありますから、紐については差し・追い込み馬でもそれほど気にせず買ってOKだと思われます。

おわりに

今回は阪神競馬場の芝2000mについて、その特徴を統計情報と併せて見てきました。

大阪杯、鳴尾記念、チャレンジカップ、マーメイドステークスといった重賞や、若葉ステークスや大阪城ステークスといった名物レースが行われる舞台ですが、基本的には阪神巧者や京都巧者が活躍するコースと言えそうです。馬券の予想の際には、各馬の臨戦過程をしっかりとチェックした方が良さそうですね。

以上です。阪神競馬場の他のコースの特徴は阪神競馬場の特徴をご参照ください。


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