中山競馬場 芝2000mの特徴 – 皐月賞やホープフルSで狙うべき馬の探し方

中山競馬場の芝2000mの特徴を、統計情報を基に見ていきたいと思います。

中山競馬場・芝2000mの馬番別実績

まず、本コースにおける枠順の有利・不利を確認してみたいと思います。

なお、馬番別実績は各馬番毎の勝率・連対率・3着内率に加えて、3着内率については期待値と実績の差分である「偏差」も掲載しています。そして、枠順の有利・不利はこの「偏差」がプラスかマイナスかで評価することになります。

なぜなら、単純に集計すると外枠の勝率・連対率・3着内率は内枠と比較して必ず成績が悪くなるためです。詳しくは こちら をご覧ください。

中山競馬場の芝2000mの馬番別実績は下表の通りです。(集計対象は2004~2020年です。)

馬番勝率
[%]
連対率
[%]
3着内率
[%]
出走頭数偏差
[%]
017.613.223.27110.9
028.719.128.47116.1
035.514.922.0710-0.4
047.614.521.7711-0.7
057.616.224.17101.7
068.415.322.47140.1
076.813.821.7711-0.6
088.616.623.96981.9
096.912.720.3679-1.3
107.113.019.0652-2.0
117.414.520.56060.1
126.714.021.25511.6
135.411.015.6501-3.5
145.411.514.4443-4.1
154.89.317.6397-0.6
165.711.716.3350-1.7
175.49.815.2184-1.9
187.613.016.0131-0.7

イメージほどではありませんが、やはり外枠にいくにつれて成績は下降していく傾向がありそうです。

最も成績が良いのは2番枠になります。(勝率はそれほどでもないですが、連帯率と3着内率が高い。)と言っても、このコースで開催される代表的なレースである皐月賞、ホープフルステークス、弥生賞ではそれほど目立った好成績ではありませんので、主に条件戦で考慮すべき数字になりそうです。

それに対して成績が振るわないのは、13番枠・14番枠になります。ちなみに、ホープフルステークスは重賞昇格後、これらの馬番の馬は1回も連帯したことがありません。

中山競馬場・芝2000mと相性の良いレースコース

続いて、本コースと相性の良いレースコースを見ていきたいと思います。

相性の良さとは具体的にどういうことなのかですが、ここではどのようなレースコースで好走した馬が、中山競馬場の芝2000mでも好走する確率が高いのか、という観点で情報を見ていきたいと思います。

具体的には、過去3走以内に○○というレースコースで5着以内に入った馬が中山競馬場の芝2000mで走った場合の勝率・連対率・3着内率を見ていきたいと思います。

それでは、中山競馬場の芝2000mと相性の良いレースコースを見ていきましょう。(集計対象は2004~2020年です。)


◎◎◎中山芝2000と相性の良いレースコース◎◎◎
条件勝率連対率3着内率頭数
3走前までに
京都芝1800外
で5着以内に入った馬の成績
15.2%28.0%35.5%211
3走前までに
阪神芝1800外
で5着以内に入った馬の成績
14.8%27.5%35.2%142
3走前までに
中山芝2200外
で5着以内に入った馬の成績
14.2%26.1%37.2%218
3走前までに
東京芝2000
で5着以内に入った馬の成績
13.2%24.8%35.6%781

相性が良いレースコースとして、まず京都競馬場と阪神競馬場の芝1800が挙げられます。

ちなみに、たとえば弥生賞について言うと、2019年に穴をあけたメイショウテンゲンはきさらぎ賞の5着から出走、2017年に人気薄で2着に来たマイスタイルは阪神芝1800m戦で勝ち上がった実績あり、2015年に10番人気で3着に来たタガノエスプレッソは京都芝1800m戦で勝ち上がった実績あり、といった事実からも、上記のコースの相性の良さが伺えます。

その他、特に実用的な面では東京競馬場の芝2000mとの相性に注目でしょうか。東京芝2000を好走してから、本コースのレースに出走してくる馬は多いので、素直に実績を信用するのが良さそうです。


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中山競馬場・芝2000mと相性の悪いレースコース

さらに、本コースと相性の悪いレースコースを見ていきたいと思います。

先程と真逆で、ここではどのようなレースコースで好走した馬が中山競馬場の芝2000mだと好走する確率が低いのか、言い換えると、好走歴があてにならないレースコースはどれか、という観点で情報を見ていきたいと思います。

中山競馬場の芝2000mと相性の悪いレースコースは以下の通りです。(集計対象は2004~2020年です。)

×××中山芝2000と相性の悪いレースコース×××
条件勝率連対率3着内率頭数
3走前までに
東京芝1400
で5着以内に入った馬の成績
0.9%11.7%20.7%111
3走前までに
小倉芝1800
で5着以内に入った馬の成績
6.8%13.6%17.5%103
3走前までに
新潟芝2200
で5着以内に入った馬の成績
6.8%13.6%20.4%103
3走前までに
中山芝1600外
で5着以内に入った馬の成績
7.6%16.6%25.0%356
3走前までに
福島芝1800
で5着以内に入った馬の成績
8.2%18.3%29.7%219
3走前までに
中京芝2000
で5着以内に入った馬の成績
8.4%18.7%29.9%107
3走前までに
小倉芝2000
で5着以内に入った馬の成績
8.6%17.1%25.7%140
3走前までに
新潟芝2000
で5着以内に入った馬の成績
8.9%17.7%26.0%192
3走前までに
東京芝1600
で5着以内に入った馬の成績
9.6%17.7%24.3%436
3走前までに
阪神芝2000
で5着以内に入った馬の成績
9.8%19.7%27.2%173

けっこうたくさん相性が悪いレースコースがあるようです。

筆頭は東京競馬場の芝1400m(勝率0.9%は驚愕・・・)ですが、サンプル数も少ないように、あまりこのパターンの出走は多くありませんので、それほど重視する必要は無いかもしれません。

注目すべきは、中山競馬場と東京競馬場のマイル戦との相性がイマイチな点でしょうか。両方とも極端に成績が悪いというわけではないですが、本コースのレースにおいては、マイラーとしての実績をあまり過大評価しない方が良さそうです。

中山競馬場・芝2000mの位置取り別実績

最後に、位置取りの有利・不利についても見ていきたいと思います。

本ブログでは、位置取り別の成績として残り600m地点での先頭との差毎の勝率・連対率・3着内率を掲載します。(集計対象は2004~2020年です。ただし、新馬・未勝利戦は除いています。)

中山競馬場の芝2000mの位置取り別実績は下表の通りです。

残り600m地点での先頭との差勝率
[%]
連対率
[%]
3着内率
[%]
頭数
タイム差無し11.421.228.8466
半馬身〜2馬身9.318.326.11002
2馬身超〜4馬身10.118.127.71510
4馬身超〜6馬身5.012.420.7956
6馬身超〜8馬身4.110.115.9585
8馬身超〜10馬身4.110.214.6314
10馬身超4.18.111.9344

サニーブライアンの年(ちょっと古いか・・・)だの、ヴィクトリーの年だの、エポカドーロの年だの、皐月賞だけでも前残りの波乱決着の印象が強い本コースですが(そんなことないのか?)、数字上は逃げ馬の成績が突出して良いわけではありません。

もちろん、残り600m地点で前目のポジションにつけている馬が有利なコースであることは事実ですが、先頭から4馬身差以内であれば、大きな差は無いようです。

逆に、4馬身を超えて離されると成績が目に見えて落ちます。3着内率はどのポジションでも二桁あるので、紐であればどの脚質の馬でも買えますが、頭については先行馬を積極的に選びたいコースです。

おわりに

今回は中山競馬場の芝2000mについて、その特徴を統計情報と併せて見てきました。

皐月賞、ホープフルステークス、弥生賞、京成杯といった世代限定の重賞が多く行われるコースになりますが、直線の短さに惑わされずに、脚質よりも自力を重視した予想をするのが良さそうです。

以上です。中山競馬場の他のコースの特徴は中山競馬場の特徴をご参照ください。


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